ヘアカラーの色落ちを防ぐには、染料の仕組みを理解したうえで、洗い方・ケア方法・シャンプー選びを総合的に見直すことが大切です。
この記事では、美容師の視点から「色落ちしない・色落ちしにくいヘアカラー後のケア」をわかりやすく解説します。
ヘアカラーの色落ちとは?なぜ起こるのか
この章では、ヘアカラーがどう染まりなぜ色味が落ちるのか?を解説します。
ヘアカラーの髪を染める仕組み
ヘアカラーの仕組みは
日本人に多い「黒髪」ベースのままではヘアカラーの染料の色味が表現しにくくさまざまな髪色を表現するために
1.「脱色」で髪のベースを明るくする。
2.「染料」と呼ばれる色素が髪の中で発色する。
かなりざっくりですが以上の2つを同時にすることで髪色を表現しています。
カラーリングの詳しい理論はここでは割愛しますが上記の「脱色」と「発色」の2つを同時にしている事がヘアカラーの色落ちの根本的原因です日本人に多い「黒髪」の黒ベースのままではヘアカラーの染料の色味が表現しにくいたさまざまな髪色を表現するために「脱色」で髪のベースを明るくする必要があるのです。
上記の「脱色」と「発色」の2つを同時にしている事がヘアカラーの色落ちの根本的原因です。
ヘアカラーの髪を染める仕組みの詳細はこちらに記事から
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色落ちが起こる理由
ヘアカラーをした直後は染料の色素が髪の中にたっぷりと入ってきれいに発色されています。
しかし日の経過と共にさまざまな理由で髪の中の染料の色素が抜けていきます。
染料の色素が抜けると染めた時に脱色された髪色が出てきてしまいます。
この染料の抜けた後、脱色された髪色こそが「髪色が落ちた」状態なんです。
「ヘアカラーの色落ちが早い」と感じる場合は、原因が日常のシャンプーや洗い方、ケア習慣にあることも少なくありません。
色落ちが早くなる具体的な原因と、正しいホームケア方法については、下記の記事で詳しく解説しています。
色落ちが早くなる具体的な原因と、正しいホームケア方法について詳細はこちら
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色落ちしない・色落ちしにくいヘアカラー後の基本ケア
この章では、ヘアカラー後の色落ちを防ぐために知っておきたい基本的な考え方を解説します。
ヘアカラーを長持ちさせるために大切な考え方
ここまでの説明から、ヘアカラーを長持ちさせるには染めた後に 「髪の中の染料を抜けさせない」事というのが分かりますね!
ヘアカラーを長持ちさせる方法詳細はこちら
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なぜシャンプーが重要なのか
そこで最初に話が戻りますが、ヘアカラーを長持ちさせる=染料を抜けさせない為にもっとも大切なのが毎日のシャンプーです。
ヘアカラーの染料は毎日のシャンプーの洗浄成分で少しずつ髪から抜けてしまうのです。
例えば衣類の洗濯洗剤に「色・柄物用」と「白物用」があるように
シャンプーにもヘアカラーをした髪に適した洗浄成分のシャンプーがあるのです。
色落ちしにくいシャンプーの選び方
この章では、色落ちしにくいシャンプーの選び方を解説します。
ヘアカラー後に適したシャンプーとは?
ヘアカラーをした髪=(ヘアカラー毛)に適したシャンプー(洗浄成分)とはどんなものなのでしょうか?
シャンプーは髪や頭皮の汚れを落とす物です。
その洗浄成分として「界面活性剤」を使っています。
ヘアカラーを長持ちさせる方法のシャンプーについて詳細はこちら
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界面活性剤の違いで色落ちは変わる
この章では、シャンプーの界面活性剤の違いで色落ちはどう変わるのか?を解説します。
界面活性剤とは?
本来反発し合う水と油ですが、それを融和するのが界面活性剤。
水やお湯では落としきれない脂汚れを落とすことができます。
界面活性剤の種類(4タイプ)
多くのシャンプーに使われている界面活性剤には大きく分けて4種類あります。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、今回は「カラーを長持ちさせる」目的で考察していきます。
シャンプーの界面活性剤について詳細はこちら
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色落ちしやすい界面活性剤の特徴
この章では、色落ちしやすい界面活性剤の特徴を種類別に解説します。
高級アルコール系界面活性剤
高級アルコール系の界面活性剤を使ったシャンプーは原料コストが安価で低価格のシャンプーに使われることが多いです。
泡立ちがよく洗浄力も高いので汚れを落とす力は最も強いです。
以上の観点からカラーの色持ちに対してはあまりおすすめできるシャンプーではありません。
高い洗浄力が災いし髪の内部のヘアカラーの染料の流出も早めてしまいます。
高級アルコール系界面活性剤 (成分例)
ラウリル硫酸ナトリウム
ラウリル硫酸アンモニウム
ラウレス硫酸ナトリウム
ラウレス硫酸アンモニウム
ラウリルベンゼンスルホン酸ナトリウム
高級アルコール系界面活性剤を使ったシャンプー
高級アルコール系界面活性剤について詳細はこちら
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石鹸系界面活性剤
石鹸系の界面活性剤は天然成分が原料で環境に優しいメリットがあり一見カラーヘアにも良さそうですが・・・
洗浄力はしっかり強め、さらにpHがアルカリに傾く特性があるため髪のキューティクルを膨潤させてヘアカラーの染料を抜けやすくしてしまうデメリットがあります。
以上の点から石鹸系界面活性剤もカラーの色持ちに対してはあまりおすすめできるシャンプーではありません。
石鹸系界面活性剤 (成分例)
ラウレス酢酸ナトリウム
ラウリン酸ナトリウム
オレイン酸
石鹸系界面活性剤を使ったシャンプー
石鹸系界面活性剤について詳細はこちら
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色落ちしにくい界面活性剤の特徴
この章では、色落ちしにくい界面活性剤の特徴を種類別に解説します。
アミノ酸ベタイン系界面活性剤(両性)
ヤシ油や砂糖大根など天然由来の原料で低刺激で、石鹸系界面活性剤よりも洗浄力は優しくマイルドです。
後に紹介するアミノ酸系シャンプーよりも洗浄力はあるので髪や頭皮の状態に合わせて使い分けるのがおすすめです。
ヘアカラーをした髪にもおすすめできる洗浄成分です。
洗浄力の優しさからヘアカラーの退色を防ぎ色持ちを良くする効果があると言えます。
アミノ酸ベタイン系 両性界面活性剤 (成分例)
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン
コカミドプロピルベタイン
ラコカミドプロピルヒドロキシスルタイン
ココアンホ酢酸ナトリウム
ラウリルヒドロキシスルタイン
アミノ酸ベタイン系 両性界面活性剤を使ったシャンプー
アミノ酸ベタイン系界面活性剤について詳細はこちら
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アミノ酸系界面活性剤
アミノ酸系界面活性剤にも多くの種類はあります。
共通した特徴として「髪と頭皮への刺激が少なく洗浄力が優しい」です。
もう説明もいらないかもしれませんがアミノ酸系界面活性剤は
ヘアカラーの色持ちに対してもっともおすすめしたいシャンプーとなります。
優しい洗浄力はヘアカラーの染料を髪の内部に保つのに最も適した洗浄成分です。
※「アミノ酸系」と表示されていても、実際には高級アルコール系洗浄成分と併用されている場合もあります。
成分表示の前半にこれらの成分が記載されているかが判断の目安です。
アミノ酸系界面活性剤 (成分例)
ココイルグルタミン酸Na
ココイルグルタミン酸K
ラウロイルグルタミン酸Na
ココイルメチルタウリンNa
ラウロイルメチルアラニンNa
ラウロイルサルコシンNa
アミノ酸系界面活性剤を使ったシャンプー
アミノ酸系界面活性剤について詳細はこちら
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ヘアカラー後の色落ちを防ぐためのまとめ
【色落ちしない・色落ちしにくい】ヘアカラー後のケアまとめ
・ヘアカラーは脱色と染色の同時施術。
・ヘアカラーの色持ちは染料をキープするケアが大切。
・染料をキープするのは毎日のシャンプーの洗浄力で差が出る。
・シャンプー洗浄力は界面活性剤で違う。
・ヘアカラー後のオススメはアミノ酸ベタイン系・アミノ酸系界面活性剤のシャンプー
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