【色落ちしない・色落ちしにくい】ヘアカラー後のケアを美容師が解説
毎月ヘアカラーを施術させていただいている美容師が色落ちしにくいヘアカラー後のケアを解説します。
その中でゲストの方からよく聞くお悩みがヘアカラーの色持ちについてです。

髪色はなぜ落ちてくるの?
ヘアカラーを長持ちさせる方法ってあるの?
きれいになった髪色を少しでも維持したいのは当然ですよね!

今回はヘアカラーを長持ちさせる方法を紹介していきます。結論から先にお伝えしますが、ヘアカラーの色持ちで一番大切なのは毎日使うシャンプーです。それはなぜかを詳しく書いていきます!
ヘアカラーの染まる仕組みと色落ちとは?
まず何故ヘアカラーがどう染まりなぜ色味が落ちるのか?説明していきたいと思います。
ヘアカラーの髪を染める仕組み
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ヘアカラーの髪を染める仕組み美容師が説明しましょう2024最新版
ヘアカラーの髪を染める仕組み美容師が説明しましょう2024最新版 ヘアカラーが髪を染める仕組みは、カラー剤が髪の内部に働 ...
ヘアカラーの仕組みは
日本人に多い「黒髪」ベースのままではヘアカラーの染料の色味が表現しにくくさまざまな髪色を表現するために
1.「脱色」で髪のベースを明るくする。
2.「染料」と呼ばれる色素が髪の中で発色する。
かなりざっくりですが以上の2つを同時にすることで髪色を表現しています。
カラーリングの詳しい理論はここでは割愛しますが上記の「脱色」と「発色」の2つを同時にしている事がヘアカラーの色落ちの根本的原因です日本人に多い「黒髪」の黒ベースのままではヘアカラーの染料の色味が表現しにくいたさまざまな髪色を表現するために「脱色」で髪のベースを明るくする必要があるのです。
上記の「脱色」と「発色」の2つを同時にしている事がヘアカラーの色落ちの根本的原因です。
【色落ちしない・色落ちしにくい】ヘアカラーの色落ちとは
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【ヘアカラーの色落ちとは?】美容師が詳しく分かりやすく解説します
ヘアカラーの色落ちとは?詳しく解説 ヘアカラーの色落ちとは、染めた髪の色が時間の経過とともに薄くなったり、変色したりする ...
ヘアカラーをした直後は染料の色素が髪の中にたっぷりと入ってきれいに発色されています。
しかし日の経過と共にさまざまな理由で髪の中の染料の色素が抜けていきます。
染料の色素が抜けると染めた時に脱色された髪色が出てきてしまいます。
この染料の抜けた後、脱色された髪色こそが「髪色が落ちた」状態なんです。
【色落ちしない・色落ちしにくい】ヘアカラーを長持ちさせるには?
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【ヘアカラーを長持ちさせる方法】を美容師が分かりやすく詳しく解説
ヘアカラーを長持ちさせる方法を詳しく解説 ヘアカラーは、洗髪や紫外線、熱ダメージなどの影響で少しずつ色が抜けていきます。 ...

ここまでの説明から、ヘアカラーを長持ちさせるには染めた後に 「髪の中の染料を抜けさせない」事というのが分かりますね!
ヘアカラーを長持ちさせるケアはシャンプーが大切

そこで最初に話が戻りますが、ヘアカラーを長持ちさせる=染料を抜けさせない為にもっとも大切なのが毎日のシャンプーです。
ヘアカラーの染料は毎日のシャンプーの洗浄成分で少しずつ髪から抜けてしまうのです。
例えば衣類の洗濯洗剤に「色・柄物用」と「白物用」があるように
シャンプーにもヘアカラーをした髪に適した洗浄成分のシャンプーがあるのです。
【色落ちしない・色落ちしにくい】ヘアカラーをした髪に適したシャンプーとは?
ヘアカラーをした髪=(ヘアカラー毛)に適したシャンプー(洗浄成分)とはどんなものなのでしょうか?
シャンプーは髪や頭皮の汚れを落とす物です。
その洗浄成分として「界面活性剤」を使っています。
界面活性剤とは?
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シャンプーの界面活性剤について美容師が説明します。
シャンプーの界面活性剤について 界面活性剤とは? 界面活性剤は、シャンプーや洗浄剤の主要成分であり、水と油を混ぜ合わせる ...
本来反発し合う水と油ですが、それを融和するのが界面活性剤。
水やお湯では落としきれない脂汚れを落とすことができます。
4種類の界面活性剤
多くのシャンプーに使われている界面活性剤には大きく分けて4種類あります。
それぞれにメリット・デメリットがありますが、今回は「カラーを長持ちさせる」目的で考察していきます。
高級アルコール系界面活性剤 (成分例)
ラウリル硫酸ナトリウム
ラウリル硫酸アンモニウム
ラウレス硫酸ナトリウム
ラウレス硫酸アンモニウム
ラウリルベンゼンスルホン酸ナトリウム
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シャンプーの「高級アルコール系界面活性剤」を美容師が説明2024
シャンプーに使われる「高級アルコール系界面活性剤」のついて美容師が説明します。 「高級アルコール系界面活性剤」は、シャン ...
高級アルコール系の界面活性剤を使ったシャンプーは原料コストが安価で低価格のシャンプーに使われることが多いです。
泡立ちがよく洗浄力も高いので汚れを落とす力は最も強いです。
以上の観点からカラーの色持ちに対してはあまりおすすめできるシャンプーではありません。
高い洗浄力が災いし髪の内部のヘアカラーの染料の流出も早めてしまいます。
高級アルコール系界面活性剤を使ったシャンプー
石鹸系界面活性剤 (成分例)
ラウレス酢酸ナトリウム
ラウリン酸ナトリウム
オレイン酸
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シャンプーの「石鹸系界面活性剤」美容師が説明します2024最新版
シャンプーの「石鹸系界面活性剤」を美容師が説明します。2024最新版 「石鹸系界面活性剤」は、シャンプーや洗浄剤に使用さ ...
石鹸系の界面活性剤は天然成分が原料で環境に優しいメリットがあり一見カラーヘアにも良さそうですが・・・
洗浄力はしっかり強め、さらにpHがアルカリに傾く特性があるため髪のキューティクルを膨潤させてヘアカラーの染料を抜けやすくしてしまうデメリットがあります。
以上の点から石鹸系界面活性剤もカラーの色持ちに対してはあまりおすすめできるシャンプーではありません。
石鹸系界面活性剤を使ったシャンプー
アミノ酸ベタイン系 両性界面活性剤 (成分例)
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン
コカミドプロピルベタイン
ラコカミドプロピルヒドロキシスルタイン
ココアンホ酢酸ナトリウム
ラウリルヒドロキシスルタイン
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シャンプーのベタイン系両性界面活性剤について美容師が説明します。
シャンプーのベタイン系 両性界面活性剤について美容師が説明します! ベタイン系両性界面活性剤は、シャンプーや洗浄剤に使用 ...
ヤシ油や砂糖大根など天然由来の原料で低刺激で、石鹸系界面活性剤よりも洗浄力は優しくマイルドです。
後に紹介するアミノ酸系シャンプーよりも洗浄力はあるので髪や頭皮の状態に合わせて使い分けるのがおすすめです。
ヘアカラーをした髪にもおすすめできる洗浄成分です。
洗浄力の優しさからヘアカラーの退色を防ぎ色持ちを良くする効果があると言えます。
アミノ酸ベタイン系 両性界面活性剤を使ったシャンプー
アミノ酸系界面活性剤 (成分例)
ココイルメチルタウリンナトリウム
ラウロイルメチルアラニンナトリウム
ラウロイルサルコシンTEA
ココイルグルタミン酸TEA
ラウロイルアスパラギン酸ナトリウム
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シャンプーの【アミノ酸系界面活性剤】を美容師が説明2024最新版
シャンプーの【アミノ酸系界面活性剤】を美容師が説明 アミノ酸系界面活性剤は、シャンプーやボディソープなどの洗浄剤に使用さ ...
アミノ酸系界面活性剤にも多くの種類はあります。
共通した特徴として「髪と頭皮への刺激が少なく洗浄力が優しい」です。
もう説明もいらないかもしれませんがアミノ酸系界面活性剤は
ヘアカラーの色持ちに対してもっともおすすめしたいシャンプーとなります。
優しい洗浄力はヘアカラーの染料を髪の内部に保つのに最も適した洗浄成分です。
アミノ酸系界面活性剤を使ったシャンプー
【色落ちしない・色落ちしにくい】ヘアカラー後のケアまとめ
【色落ちしない・色落ちしにくい】ヘアカラー後のケアまとめ
・ヘアカラーは脱色と染色の同時施術。
・ヘアカラーの色持ちは染料をキープするケアが大切。
・染料をキープするのは毎日のシャンプーの洗浄力で差が出る。
・シャンプー洗浄力は界面活性剤で違う。
・ヘアカラー後のオススメはアミノ酸ベタイン系・アミノ酸系界面活性剤のシャンプー
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