徐々に白髪にする白髪を活かしたカラーリング1回目
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白髪染めを続けていると、白髪のまま伸ばしてみたらどうなるか?
最近「グレイヘア」とかも聞くけれど自分の髪ではどうなるかな?
と思うことありませんか?
徐々に白髪にする、グレイヘアに変えていくヘアカラーを
一回毎に紹介していこうと思い今回はその1回目になります。
グレーディング1回目 仕上がり
早速1回目の仕上がりからお見せしていきます。
今まで通常の白髪をカバーするヘアカラーをされていました。
毛先から中間の染めてある部分に根本の伸びてきた部分の白髪を残しつつ馴染ませるようにしていきます。
Before
カットは2ヶ月前、カラーをされてから約4ヶ月が経っています。
トルイレンカラー
カラー剤は髪への負担を減らすようトルイレンカラーのロイヤルグレイカラーアミカのアッシュブラウンを使いました。
ローライトカラーでグレーヘア(白髪)を活かす。
グレーヘア(白髪)を活かして徐々にシルバーヘアにしていくのにどうしても気になるのが既に染めているところと新しく伸びてきたところの色の差です。
(ハイライト)や(ローライト)などのアルミフォイルを使ったカラーテクニックならば
ベースの色を残しつつ縦にカラーを入れるので境目を目ただなくする事が出来ます。
グレーディング
ローライトならばグレーヘア(白髪)部分にも毛先の退色部分にも筋状に深みのある色味を入れてグレーヘア(白髪)を残しつつカラーの境目を目立たなくさせる事が出来ます。
今回はお客様への似合わせを考えてローライトで馴染ませる方法を選びました。
実際に新生部分を見てみると染める前に比べてカラーの境目が目立たなくなっています。
Before&After
深みのあるブラウンをローライトで筋状に染めていくことで
新生部(新しく伸びてきた白髪部分)と既染部(ヘアカラーで染まっていた部分)の境目を馴染ませます。
毛先の既染部で色が褪色して黄色くなっている部分もローライトで色味を落ち着かせることが出来ます。
このようにして徐々に白髪にするカラーを僕は【ヘアグレーディング】と言っています。
ゆくゆくは染めなくても良くなる?
1ヶ月〜2ヶ月のペースでローライトを重ねていくことで白髪部分を残しつつ伸ばしていく予定です。
徐々に全体を染めていた部分をカットしていく。
徐々にローライトを細くしていく。
すると自然とグレーヘア(白髪)を伸ばしていけます。
しかしグレーヘア(白髪)はそのままでは少し黄色みのある色になる方が多いのです。
その黄色味を消すために今度は補色のバイオレット系のカラーをハイライトで入れるのがおすすめです。
Before&after
白髪はまだ根本の2センチくらいなので上から見ない限り目立ちませんが、
以前染めた部分と白髪部分の境目は馴染んで目立たなくなりました。
期間が経つほど白髪部分が伸びてきますのでグレーディングが進んでいきます。
グレーディングでキレイになったヘアカラーはご自宅でのアフターケアが大切です。
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