髪のお悩みには様々あります、サロンのゲストの方からよく聞くお悩みに
「ボリュームが出やすい」
「毛先がまとまらない」
「手触りがゴワゴワする」
など、これらは髪が硬い方によく見られるお悩みです。
髪の硬さには「個人差」があって硬い、太い、柔らかい、細いなどまさに人それぞれです。
その中で今回は硬い髪についてお手入れの仕方を考察していきます。
なぜ髪の毛が硬くなるの?
遺伝的要因
髪が硬くなる最もな要因の一つが「遺伝」によるものです。
しかし単純に髪質の硬さが遺伝すると思われがちですが、
・頭の骨格の遺伝により頭皮の硬さが遺伝する。
・頭皮の硬さによって血流の良さ・悪さに差が出る。
・髪を作る「毛母細胞」への血流によって髪質・硬さに違いが出る。
髪の硬い方は頭皮が柔らかく血流の良い方が多いのです。
生え際や頭頂部の頭皮が硬いところが髪が細くなりやすいのも同じ理由です。
キューティクルの厚さが違う
髪の毛は図のような3つの層から作られており、一番表面の層がよく聞く「キューティクル」と言われる層です。
キューティクルは硬さのあるタンパク質がウロコ状に重なっており、この重なりが厚くなるほど硬い髪になります。
キューティクルは髪を保護する役割を持つため、硬い髪の方が「ダメージしにくい」「ツヤが出やすい」などの利点もあります。
硬い髪を柔らかく見せる方法
カット
before
after
カットにより毛量を減らすことでシルエットに丸みをつけて柔らかく見せることが出来ます。
また毛先の量感を軽くすることで透明感が出て柔らかく見せることが出来ます。
パーマ
before
after
パーマをかけることで曲線のラインが髪を柔らかく見せる効果があります。
パーマのかかり具合やかける位置で質感やボリュームも調整できますね。
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この記事の編集は続きます。