【色落ちしない・色落ちしにくい】アミノ酸ベタイン系界面活性剤とは?
カラーの色持ちをよくしたい方にとって、「どんなシャンプーを使うか」はとても重要です。今回は、カラー後の髪におすすめの洗浄成分「アミノ酸ベタイン系界面活性剤」について詳しくご紹介します。
1. アミノ酸ベタイン系界面活性剤とは?
アミノ酸ベタイン系は、両性界面活性剤と呼ばれるカテゴリに属します。名前は難しそうに聞こえますが、実はとてもシンプル。
✔ 髪や頭皮に優しいのに、しっかり洗える
✔ 天然由来の成分が多く配合されている
このような特徴を持ち、カラー後の敏感な髪にも使いやすいシャンプー成分です。
2. 主な成分の例はこちら
以下のような成分名が記載されているシャンプーは、アミノ酸ベタイン系の可能性が高いです。
- ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン
- コカミドプロピルベタイン
- ラウリルヒドロキシスルタイン
- ココアンホ酢酸ナトリウム
- ラコカミドプロピルヒドロキシスルタイン
ボトル裏の成分表示をチェックしてみましょう!
3. 洗浄力は“やさしくてしっかり”
アミノ酸ベタイン系は、石鹸系よりも洗浄力がマイルドで、アミノ酸系よりはややしっかり洗えるのが特徴です。
つまり、
→ 皮脂が気になる方や軽くスタイリング剤を使った日でも使いやすい
→ それでいて、カラーの色素は流れにくい
という、バランスの取れた洗浄成分なのです。
4. 天然由来で肌にも優しい
これらの界面活性剤は、ヤシ油やビート(砂糖大根)由来の成分が多く使われています。
そのため、
敏感肌の方やお子様でも安心して使えるやさしさがあり、
香料や添加物が気になる方にもぴったりです。
5. アミノ酸系との違いと使い分け方
アミノ酸系との違いは、洗浄力の強さにあります。
- アミノ酸系:とにかく低刺激。髪が細くてダメージが強い人に◎
- アミノ酸ベタイン系:やや洗浄力あり。皮脂や汚れが気になる方におすすめ
どちらがいいというよりは、髪質や生活スタイルに合わせて使い分けるのがベストです。
6. カラー後の髪にうれしい理由
カラーをした髪はとても繊細。ゴシゴシ洗うと色がどんどん抜けてしまいます。
その点、アミノ酸ベタイン系は、
- カラー後のデリケートな髪をやさしく洗浄
- 色素の流出を防ぎ、色持ちが良くなる
という点で、色落ち防止に適したシャンプー成分なのです。
オススメアミノ酸ベタイン系シャンプー
【まとめ】色持ちを大事にしたいなら、まずは成分を見直そう!
アミノ酸ベタイン系界面活性剤は、洗浄力とやさしさのバランスがとれた洗浄成分。
髪の状態に合わせて、アミノ酸系と使い分けることで、色落ちを防ぎながら、頭皮も健やかに保つことができます。

カラーを長く楽しみたい方は、ぜひ一度シャンプーの成分表示をチェックしてみてください!
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