ヘアカラーを長持ちさせるための熱対策:ヘアアイロン&ドライヤーの正しい使い方
ヘアカラー後の髪は、キューティクルが開きやすく、ダメージを受けやすい状態になっています。そのため、高温のドライヤーやヘアアイロンを使用すると、キューティクルがさらに傷み、染料の流出が加速してしまうため注意が必要です。適切な熱対策を行うことで、色持ちを向上させ、髪の美しさを長くキープできます。
1. 低温ドライヤーを使用し、熱による色落ちを防ぐ
1.1 高温ドライヤーが色落ちを早める理由
- 高温の熱風(100℃以上)は、キューティクルを開かせ、髪内部の水分とともに染料が流出しやすくなる。
- 髪が乾燥すると、カラーが褪色しやすくなるだけでなく、パサつきやゴワつきの原因にもなる。
- 特にブリーチ後の髪やハイトーンカラーはダメージを受けやすいため、より慎重なドライヤーの使用が必要。
1.2 ドライヤーの適切な温度と使用方法
- 60℃~80℃の中温設定で乾かし、髪が8割程度乾いたら冷風に切り替えるのが理想的。
- ドライヤーを髪から15~20cmほど離し、1か所に長時間当てないようにする。
- 根元から乾かし、毛先は最後に乾かすことで、ダメージを最小限に抑えられる。
💡 ポイント:
- ドライヤーを使用する前に、アウトバストリートメント(ヘアミルク・ヘアオイル)をなじませると、乾燥を防ぎながら髪を保護できる。
- 仕上げに冷風を当てると、キューティクルが引き締まり、染料の流出を防ぎ、ツヤのある仕上がりになる。
2. ヘアアイロンの温度を150℃以下に設定し、髪の色素を守る
2.1 高温のヘアアイロンが髪色に与える影響
- 180℃以上の高温を髪に当てると、髪内部の染料が分解され、色落ちが早まる。
- 特に、アッシュ系やブルー系などの寒色カラーは熱による退色が早いため、高温のアイロンを避けるべき。
- キューティクルが損傷すると、髪の水分が蒸発しやすくなり、パサつきや広がりの原因にもなる。
2.2 低温(140℃~150℃)での使用が理想的
- 140℃~150℃の低温設定でアイロンを使用すると、ダメージを抑えながら髪を整えられる。
- 1か所に長時間当てすぎず、すばやく滑らせるように使用することで、熱ダメージを軽減できる。
- どうしても180℃以上の温度が必要な場合は、1回のスルー(アイロンを通す回数)を減らし、短時間で仕上げることが大切。
💡 ポイント:
- アイロンを使用する前に、必ずヒートプロテクトスプレーを使用し、熱ダメージを軽減する。
- 髪のダメージが大きい場合は、ストレートアイロンよりもブローでのセットを優先すると、カラーの持ちが良くなる。
3. ヒートプロテクトスプレーを使用して熱ダメージを防ぐ
3.1 ヒートプロテクトスプレーの役割
- ヒートプロテクトスプレーは、髪の表面に薄いバリアを作り、ドライヤーやヘアアイロンの熱から髪を保護する役割を果たす。
- 熱ダメージによる乾燥や色落ちを防ぎ、髪の潤いをキープすることで、カラーの持ちを向上させる。
3.2 ヒートプロテクトスプレーの使用方法
- ドライヤーやヘアアイロンを使用する前に、髪全体に均一にスプレーする。
- 根元ではなく、中間~毛先を中心にスプレーすることで、パサつきを防ぎ、熱ダメージを軽減できる。
💡 おすすめのヒートプロテクト成分
- シクロメチコン:熱から髪を守り、ツヤを与える。
- 加水分解シルク:髪に浸透し、補修&保湿効果を発揮。
- アルガンオイル:乾燥を防ぎ、なめらかな手触りを実現。
まとめ(熱対策でヘアカラーを長持ちさせる方法)
ヘアカラー後の髪は、熱ダメージによって色落ちしやすくなるため、適切な熱対策を行うことが重要です。
✔ ドライヤーは60~80℃の中温で使用し、仕上げに冷風を当てるとキューティクルが引き締まり、色持ちが向上。
✔ ヘアアイロンは140~150℃の低温設定で使用し、長時間当てすぎないよう注意。
✔ ヒートプロテクトスプレーを事前に使用し、熱ダメージを防ぐことで、カラーの持続力を向上。

これらのポイントを意識することで、カラーの鮮やかさを長くキープしながら、健康的で美しい髪を維持できます。
こちらもオススメ
-
-
【ヘアカラーを長持ちさせる方法】を美容師が分かりやすく詳しく解説
ヘアカラーを長持ちさせる方法を詳しく解説 ヘアカラーは、洗髪や紫外線、熱ダメージなどの影響で少しずつ色が抜けていきます。 ...
-
-
【色落ちしない・色落ちしにくい】ヘアカラー後のケアを美容師が解説
【色落ちしない・色落ちしにくい】ヘアカラー後のケアを美容師が解説 毎月ヘアカラーを施術させていただいている美容師が色落ち ...