スタイリングで髪のボリュームを抑える方法
髪のボリュームを抑えるには、スタイリング剤の選び方、アイロンやブローの使い方、仕上げの工夫が重要です。適切な方法でスタイリングすることで、広がりを防ぎ、まとまりのある落ち着いた髪に仕上げることができます。
1. スタイリング剤の選び方
ボリュームを抑えるには、髪をしっとりさせる重めの質感のスタイリング剤がおすすめです。
1. ヘアオイル(広がりやすい髪におすすめ)
- 効果
- 髪表面をコーティングし、湿気や乾燥から守る。
- 軽い質感のものより、アルガンオイルやホホバオイルなどの重めのオイルが効果的。
- 使い方
- 1~2滴を手のひらに広げ、毛先を中心になじませる。
- つけすぎるとベタつくため、少量ずつ調整する。
2. ヘアバーム(乾燥しやすい髪におすすめ)
- 効果
- ワックスよりも軽く、まとまりを与えながら自然な仕上がりに。
- しっとり感が持続し、広がりを防ぐ。
- 使い方
- 少量を手で温めてから、髪の内側→表面の順でなじませる。
- 毛先だけでなく、髪全体になじませると広がりを抑えやすい。
3. クリームタイプのスタイリング剤(くせ毛・うねりが強い髪におすすめ)
- 効果
- 髪の水分バランスを整え、乾燥による広がりを防ぐ。
- しっとりした質感でまとまりが良くなる。
- 使い方
- 手のひらに伸ばし、毛先→中間→表面の順番でなじませる。
- 量が多すぎると重たくなるので、少量ずつ調整。
4. ミストタイプの湿気ブロックスプレー(雨の日や湿気が多いときにおすすめ)
- 効果
- 髪に軽いコーティングを作り、湿気から守る。
- さらっとした仕上がりで、重すぎずナチュラルなまとまりをキープ。
- 使い方
- 仕上げに髪全体にスプレーし、手ぐしやブラシでなじませる。
2. アイロンやブローの使い方
アイロンやブローを活用することで、ボリュームをコントロールできます。
1. ストレートアイロンでボリュームを抑える
- 効果
- 髪をまっすぐに整え、広がりを防ぐ。
- 熱でキューティクルを引き締め、まとまりを良くする。
- 使い方
- 低温(160℃以下)で使用する。
- 髪を数ブロックに分けて、根元~毛先まで滑らせる。
- 仕上げにオイルを軽くなじませると、さらにまとまりが持続。
2. ブローでボリュームダウン
- 効果
- 髪の根元を抑えて乾かすことで、膨らみを防ぐ。
- ブラシを使って整えることで、まとまりが良くなる。
- 使い方
- 根元を手ぐしで抑えながら、上から下に向かってドライヤーを当てる。
- ラウンドブラシやパドルブラシを使い、髪を引っ張りながら乾かすとボリュームが抑えられる。
- 仕上げに冷風を当てると、まとまりが長持ちする。
3. 仕上げの工夫
1. 分け目を変える
- ボリュームが出やすい場合は、分け目をいつもと逆にすると髪が落ち着きやすくなります。
- 真ん中分けよりも、少し斜めにずらした方がまとまりやすくなります。
2. 仕上げにオイルやバームでコーティング
- スタイリングの最後にヘアオイルやバームを薄くなじませると、ツヤ感が出てボリュームが抑えられます。
3. 髪をまとめるスタイリングを活用
- ハーフアップやローポニーテールなど、髪を適度にまとめるスタイルにすることで、広がりを抑えられます。
4. スタイリング時のNG行動
❌ ヘアスプレーを大量に使う → 髪が硬くなり、逆に広がりやすくなる
❌ アイロンの温度を高く設定する → 髪が傷んで、乾燥し広がる原因に
❌ ブラシで強く引っ張る → キューティクルが傷つき、パサついて逆効果
5. まとめ
スタイリングで髪のボリュームを抑えるには、重めのオイルやバーム、クリームタイプのスタイリング剤を使用し、ブローやアイロンでまとまりを作ることがポイントです。
さらに、仕上げにオイルでコーティングし、冷風で整えることで、1日中まとまりのある髪をキープできます。