髪の正しい乾かし方でボリュームを抑える方法
髪の乾かし方によって、ボリュームの出やすさが変わります。適切な方法で乾かすことで、広がりを抑え、まとまりのある仕上がりにすることができます。以下に、ボリュームを抑えるための正しい乾かし方を詳しく解説します。
1. 髪を乾かす前の準備
1. タオルドライの仕方を工夫する
- タオルでゴシゴシこするとキューティクルが乱れ、髪が広がる原因になります。
- タオルを髪に押し当てるようにして、水分を吸収させます。
- マイクロファイバータオルを使用すると、余分な摩擦を防ぎ、乾燥時間も短縮できます。
2. アウトバストリートメントを使用する
- 洗髪後にヘアオイルやミルクタイプのトリートメントをつけると、髪に重みが出て広がりを抑えられます。
- 毛先を中心に適量をなじませ、根元にはつけすぎないようにしましょう。
2. ドライヤーでの乾かし方
1. ドライヤーの温度を調整する
- 高温は使いすぎないようにし、中温~低温で乾かします。
- 高温を長時間当てると髪が乾燥し、パサついて広がりやすくなります。
2. 根元から乾かす
- まず根元を中心に乾かすことで、髪が持ち上がらずボリュームが抑えられます。
- 手ぐしを通しながら、上から下へ風を当てるとまとまりやすくなります。
- 分け目のボリュームを抑えたい場合は、分け目の反対側に向かって風を当てると自然な落ち着きが出ます。
3. 毛先は最後に乾かす
- 毛先は乾きやすくダメージを受けやすいので、最後に乾かします。
- 毛先にドライヤーを長時間当てると、乾燥して広がりやすくなるため注意しましょう。
4. ドライヤーの風の向きを調整する
- 上から下に向かって風を当てることで、キューティクルが整い、まとまりやすくなります。
- 下から風を当てると髪がふんわりしてしまうので、ボリュームを抑えたい場合は避けましょう。
5. 冷風で仕上げる
- 最後に冷風を当てると、キューティクルが閉じてツヤが出ます。
- 冷風で髪の形を固定することで、広がりを防ぎ、まとまりのある仕上がりになります。
3. 仕上げのポイント
1. ブラシを使って仕上げる
- ラウンドブラシやパドルブラシを使うと、髪のまとまりがよくなります。
- ブラシを通しながらドライヤーの風を当てることで、自然なストレート感が出て広がりを抑えられます。
2. スタイリング剤を活用する
- 乾かした後に、ヘアオイルやバームを軽くつけると、広がりを防ぎながらツヤのある仕上がりになります。
- ミストタイプの湿気ブロックスプレーを使うと、湿気による広がりを抑えることができます。
4. ボリュームを抑えるためのNG行動
❌ タオルで強くこする → 髪が広がりやすくなる
❌ 根元を放置して毛先から乾かす → 根元がふんわりしすぎる
❌ ドライヤーの風を下から当てる → 髪が膨らんでしまう
❌ 高温で長時間乾かす → 髪が乾燥し、広がりの原因になる
5. まとめ
ボリュームを抑えるためには、タオルドライの仕方、アウトバストリートメントの使用、ドライヤーの当て方が重要です。
根元から乾かし、上から下に風を当て、最後に冷風で仕上げることで、まとまりのあるツヤ髪をキープできます。