50代女性髪の悩み③ 髪がパサついてツヤがない〜乾燥ケアで若々しい髪へ〜
年齢とともに感じやすくなる「髪のパサつき」。50代になると、皮脂の分泌量が減り、キューティクルが傷つきやすくなるため、水分と油分のバランスが崩れやすくなります。その結果、髪がゴワつき、ツヤがなく見えてしまうのです。今回は、パサつきの原因と改善方法について、美容師目線で詳しく解説します。
髪がパサつく原因とは?
50代になると髪のパサつきが増えるのは、加齢による頭皮や髪内部の変化が大きく影響しています。
- 皮脂の減少:頭皮の皮脂量が減ることで、髪の保湿バリアが弱くなり、乾燥しやすくなります。
- キューティクルの劣化:髪を保護するキューティクルが年齢とともに剥がれやすくなり、水分が蒸発しやすくなります。
- 外的ダメージ:紫外線やドライヤーの熱、ブラッシングなど日常的なダメージの積み重ねがパサつきを引き起こします。
髪のツヤが失われるメカニズム
髪のツヤは、キューティクルがしっかりと整っていることで光を反射し、美しく見えるものです。しかし、50代はキューティクルの乱れが目立つようになり、光を均一に反射できず、ツヤが失われがちになります。また、毛髪内部の水分や脂質が減ることで、内側からの輝きも失われてしまうのです。
髪のパサつき対策①:保湿トリートメントを習慣に
パサつきが気になる方には、保湿力の高いトリートメントを週に1〜2回の頻度で取り入れることをおすすめします。
- セラミド・ヒアルロン酸・アミノ酸などの保湿成分を含むものを選ぶ
- シャンプー後、軽く水気を取ってから髪全体に馴染ませる
- 蒸しタオルで包んで5分以上放置し、浸透力を高める
髪のパサつき対策②:洗い流さないオイルでツヤ補給
朝のスタイリングやドライヤー前には、洗い流さないヘアオイルが大活躍します。
- アルガンオイル・ホホバオイル・椿油など天然由来のオイルがおすすめ
- ドライヤーの熱から髪を守る役割もあり、一石二鳥
- 手のひらでオイルをよく伸ばしてから毛先中心に馴染ませるのがポイント
髪のパサつき対策③:ミストで日中の乾燥ケア
パサつきや広がりが気になる日中には、保湿ミストで髪に水分をチャージしましょう。
- 外出前やエアコンの効いた室内では髪が乾燥しやすくなる
- ミストタイプのトリートメントならメイク後にも使いやすく、手軽に潤いを補給できます
- ブラッシング前にひと吹きするだけで静電気も防げて◎
髪に優しい生活習慣も重要!
髪のパサつきを防ぐには、日々の生活習慣も見直してみましょう。
- 栄養バランスの良い食事(たんぱく質、ビタミン、亜鉛)
- 良質な睡眠でホルモンバランスを整える
- ストレスをためない(深呼吸や趣味の時間を作る)
内側からもケアを行うことで、根本的な改善につながります。
まとめ:50代の髪もツヤと潤いを取り戻せる!
加齢によるパサつきは避けられないものではありません。適切なケアを取り入れることで、50代でもうるおいとツヤのある髪をキープできます。日々のケアを丁寧に行い、若々しく美しい髪を目指しましょう。
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