50代女性髪の悩み10選!⑦ カラーの色もちが悪くなった
50代になると、ヘアカラーをしても色落ちが早くなったと感じる方が増えてきます。これは髪の内部構造の変化が大きく関係しています。
なぜ色もちが悪くなるの?
加齢とともに、髪の表面を覆うキューティクルが薄くなったり開きやすくなったりします。その結果、染料が髪の内部に定着しにくくなり、洗髪や紫外線、摩擦などの刺激で色が抜けやすくなるのです。
また、ダメージを受けた髪は染料を均一に吸収できず、色むらや退色が早くなる原因にもなります。
対策①:カラー後のケア専用アイテムを使う
ヘアカラーの色もちを良くするには、専用のシャンプーやトリートメントを使うことが大切です。
- カラーキープ成分配合(アミノ酸系洗浄成分がベスト)
- 洗浄力がマイルドで、色素の流出を防ぐ
- 保湿力の高い処方で髪をいたわる
毎日のケアで、色もちの差が大きく変わります。
対策②:カラー後48時間は洗髪を控える
カラーリング後の髪は、染料が髪内部にしっかり定着するまでに時間がかかります。特にカラー直後の48時間は髪を洗わないことが理想です。
- 洗髪は最低でも24時間は空ける
- どうしても洗いたい場合はお湯だけ、または極力摩擦を避けて優しく洗う
これだけでも色もちが数日〜1週間変わるケースもあります。
対策③:高温のアイロンやドライヤーに注意
熱によるダメージは、染料の分解や流出を加速させます。特にカラー当日の高温アイロンはNGです。
- ドライヤーは低温モードか、仕上げに冷風を使用
- アイロンは130〜150℃程度の低温に設定
- ヘアアイロンを使う場合は、必ずヒートプロテクト剤を使用
対策④:紫外線対策で色落ちを防ぐ
紫外線もカラーの色もちを悪化させる大きな要因です。外出時はUVカット効果のあるスプレーやオイルを活用しましょう。
- 髪用の日焼け止めスプレーを朝のお出かけ前に使用
- 帽子や日傘も併用するとより効果的
カラー後1週間は特に紫外線から髪を守る意識を持ちましょう。
対策⑤:美容室でのカラー技術を見直す
年齢による髪質の変化に合わせて、カラー方法を調整するのも一つの方法です。
- 酸性カラーやオイルカラーなど、髪に優しい薬剤を選ぶ
- 根元と毛先の薬剤を変えるなど、塗布技術の工夫
- ハイライトやローライトを活用して色落ちの目立ちにくいデザインにする
信頼できる美容師と相談して、自分の髪に最適なカラー方法を見つけましょう。
まとめ:年齢に合ったカラーケアでツヤ髪をキープ!
50代からの髪は若い頃よりもデリケートになっています。だからこそ、カラー後のケアや日々の習慣がとても重要です。適切なアイテムの使用、洗髪や熱の扱い、紫外線対策などを取り入れることで、美しい色合いを長く保つことができます。

年齢に合ったヘアカラーと丁寧なアフターケアで、ツヤのある上品な髪色を楽しみましょう。
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