「メラニン色素の減少による白髪の原因」について、より詳しく解説します。
白髪の根本原因:メラニン色素の減少とは?
髪の毛の色は、メラニン色素という天然の色素によって決まっています。このメラニンが十分に作られ、髪に取り込まれている間は、黒髪や茶髪などの色を保てます。しかし、何らかの理由でメラニンが生成されなくなると、髪は色を失い白く見えるようになります。これが「白髪」です。
メラニンとは?
メラニンには大きく2種類あります:
- ユーメラニン(黒〜茶系)
- フェオメラニン(黄〜赤系)
日本人の多くはユーメラニンが多く、黒髪になります。
このメラニンは、毛根の下部にある「毛母(もうぼ)細胞」のそばにあるメラノサイト(色素形成細胞)で作られます。
⚙ メラニンが髪に色をつける仕組み
- メラノサイトがメラニン色素を生成
- 毛母細胞が分裂して髪を作る
- メラニンがその髪に取り込まれて色がつく
つまり、メラノサイトと毛母細胞の連携がうまく働くことで、黒髪が生えるのです。
白髪になる仕組み:メラノサイトの機能低下
年齢やさまざまな要因によって、次のような変化が起こります:
- メラノサイトの減少や死滅:加齢や酸化ストレス、遺伝的要因でメラノサイトの数自体が減る
- メラニン生成能力の低下:酵素チロシナーゼの働きが弱まり、メラニンを作れなくなる
結果として、メラニンが供給されず、髪は色素を持たないまま成長し、白く見えるようになります。
影響を与える主な要因
- 加齢:一般的に30代後半〜40代以降から白髪が目立つように
- 遺伝:親が早くから白髪なら、自分も出やすい傾向がある
- ストレス:活性酸素の発生がメラノサイトにダメージを与える
- 栄養不足:メラニン合成に必要な銅・亜鉛・ビタミンB群が不足すると機能低下
- 病気・薬剤:自己免疫疾患やホルモン異常、一部の薬の副作用でも白髪化が進むことがある
まとめ
メラニン色素の減少は、白髪発生の直接的な原因です。その背景には加齢、遺伝、ストレス、栄養状態など複数の要因が関わっています。白髪を完全に防ぐのは難しくても、生活習慣や頭皮ケア、栄養補給などでメラノサイトの働きをサポートすることは可能です。
ご希望があれば、「メラニンの生成を助ける栄養素」や「白髪を予防する生活習慣」なども詳しくご紹介できますよ!
髪に良いとされるサプリメント
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