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1200Wドライヤーは乾くのが遅い?原因は“ワット数”じゃないかも|美容師が解説

2026-02-19

「1200Wなのに乾きが遅い…」と感じていませんか?実は、ドライヤーの乾燥スピードを決めるのは消費電力(ワット数)だけではありません。現役美容師が、効率よく髪を乾かすための本当のチェックポイントを分かりやすく解説します。

「1200Wだと乾くのが遅い?」と感じたとき、原因はワット数(消費電力)だけではありません。
実は、速乾を左右する主役は“風量”と“当て方”です。

この記事では、1200Wでも乾かせるケース/遅くなる原因/今日から速く乾かす手順/買い替え判断までまとめて解説します。


結論:1200Wでも乾くことは多い。遅い原因は「風量・当て方・分け取り」

結論から言うと、ショート〜ミディアムで毛量が普通なら、1200Wでも十分乾くことは多いです。
それでも遅いと感じるときは、たいてい下のどれかが原因です。

  • 風量が弱い(m³/分が小さい)
  • 距離が合っていない(近すぎ/遠すぎ)
  • 乾かす順番が逆(根元が乾いてない)
  • 髪をまとめて乾かしている(分け取り不足)
  • タオルドライ不足(最初から水分が多すぎ)
1200Wのドライヤーでも乾く理由と、遅いと感じる5つの原因をまとめた図解。原因として①風量不足、②距離の不適切、③根元残し、④ブロッキングなし、⑤水分過多(タオルドライ不足)をイラスト付きで解説しています。「結論:1200Wでも乾くことは多い。遅い原因は風量・当て方・分け取り」というテキストが含まれています。
ドライヤーが乾かないのはワット数のせいだけじゃない?風量や乾かし方の手順など、意外と見落としがちな「5つのNG習慣」をチェックしてみましょう。これを見直すだけで、今のドライヤーのままでも乾燥スピードが劇的に変わるかもしれません。

※ワット数の目安をサクッと確認したい方はこちら
ドライヤーは何ワットが正解?ワット数の目安と選び方


1200Wで乾くのが遅い“よくある原因”5つ

1)風量が弱い(m³/分が小さい)

ワット数が同じでも、機種によって風量(m³/分)はかなり差があります。
体感の「乾く速さ」は、まずここで決まります。

  • 風が弱い=乾くのが遅い(時間が伸びる)
  • 時間が伸びる=熱に当たる時間も増えて、結果的に傷みやすい
1200Wドライヤーで髪が乾くのが遅い5つの原因をまとめた図解。風量不足、距離の不適切、根元残し、ブロッキングなし、水分過多(タオルドライ不足)をイラストと文字で解説しています。上部には「ショート〜ミディアムで毛量普通なら1200Wでも十分乾く」という結論と、別記事へのリンク案内が記載されています。
1200Wでも十分乾くはずなのに遅いと感じる場合、風量や乾かし方の「5つのNG習慣」が原因かもしれません。特に根元の乾かし残しやタオルドライ不足は、乾燥時間を大幅に伸ばす要因になります。

風量の目安(m³/分)が分からない方は、ここで整理できます。
大風量ドライヤーの目安はどのくらい?m³/分って何?


2)距離が近すぎ/遠すぎ

乾かしにくい人ほど「近づけて熱で乾かす」になりがちです。
でも近すぎると、表面だけ乾く/熱ダメージが増える/根元に風が通らないが起きます。

目安:10〜15cm
(熱いなら距離をとって、風で乾かす)

1200Wドライヤーで髪が乾くのが遅い5つの原因をまとめた図解。結論として風量・当て方・分け取りの重要性を提示。原因①風量不足、②距離の不適切、③根元残し、④ブロッキングなし、⑤タオルドライ不足(水分過多)をイラストで解説し、ショートからミディアムなら1200Wで十分乾くことを説明しています。
1200Wのドライヤーでも、使い方次第で乾燥スピードは大きく変わります。もし「乾くのが遅い」と感じているなら、これら5つのポイントの中に原因が隠れているかもしれません。

3)根元が乾いていない(順番ミス)

乾かす順番が逆だと、いつまでたっても終わりません。

鉄板の順番:根元 → 中間 → 毛先(毛先は最後に短時間)
根元が乾けば、全体の乾きは一気に速くなります。

髪を乾かす正しい順番を解説した図解。悪い例として「毛先から乾かす逆の順番」を挙げ、鉄板の順番として①根元(最優先)、②中間、③毛先(最後・短時間)のステップをイラストで紹介しています。根元が乾けば全体の乾燥が一気に速くなるというメリットを伝え、速乾と時短を実現するテクニックを説明しています。
乾かす順番を意識するだけで、ドライヤーの時間は劇的に短縮されます。まずは一番乾きにくい「根元」から風を当て、中間、毛先の順に仕上げるのが、美容師も実践する最も効率的なテンプレートです。

乾かし方を“手順で”固めたい方は、こちらを使ってください。
髪を傷めないドライヤーの乾かし方(温度・距離・順番・時間)


4)髪をまとめて乾かしている(分け取り不足)

多毛・ロングほど、「表面は乾いてるのに中が乾かない」が起きます。
原因はシンプルで、風の通り道がないからです。

解決:左右・上下で“3〜4ブロック”に分けて乾かす
(分けるだけで体感が変わります)

ドライヤーで髪をまとめて乾かす「分け取り不足」の問題と解決策を解説した図解。左側の悪い例では、多毛・ロングヘアの人が表面だけ乾き内側が濡れたままの様子を「風の通り道がない」と説明。右側の解決策では、髪を3〜4ブロックに分けることで内側までしっかり風が通り、体感速度が変わることをイラストで示しています。
「表面は乾いているのに、中がいつまでも湿っている」という方は、ブロッキングを試してみてください。左右・上下で3〜4つに分けるだけで風の通り道ができ、髪全体の乾燥スピードが驚くほどアップします。

5)タオルドライ不足(最初から水分が多すぎ)

タオルドライが弱いと、ドライヤーが“水分蒸発”に追われて時間が伸びます。

  • まずは 地肌の水分をタオルで押さえる
  • 次に 中間〜毛先をタオルで挟んで水分を取る(ゴシゴシしない)
ドライヤー時間が長くなる原因としての「タオルドライ不足」を解説した図解。髪から水滴が垂れるほど水分が多い状態ではドライヤー効率が悪いことを示し、事前にしっかりタオルで水分を拭き取ることが「速乾の最大のコツ」であると強調。最初から水分を減らしておくことで、ドライヤーを当てる時間を物理的に短縮できることを説明しています。
ドライヤーを時短するための最大のコツは、実は「ドライヤーを握る前」にあります。タオルでしっかり水気を取っておくだけで、ドライヤーで飛ばすべき水分の絶対量が減り、結果として髪への熱ダメージも最小限に抑えられます。

1200Wでも速く乾かす手順(今日からできる)

ここからは「1200Wでも速く乾かす」ための実践ルートです。

手順1:根元を最優先(地肌に風を通す)

  • 髪をかき分けて、地肌に風を当てる
  • 頭皮が乾いてきたら、次へ

手順2:髪を分けて“風の通り道”を作る

  • 左右で分ける
  • できれば上下も分けて 3〜4ブロック
1200Wドライヤーでも速く乾かすための2ステップ手順。手順1は「根元を最優先」し、髪をかき分けて地肌に風を通すこと。手順2は「髪を分けて風の通り道を作る」こと。具体的に左右や上下で3〜4ブロックにクリップで留める方法をイラストで解説し、今日からできる速乾テクニックとして紹介しています。
1200Wのドライヤーで最速を目指すなら、この2ステップを意識しましょう。「根元から乾かす」と「ブロッキングで風を通す」。この基本を忠実に守るだけで、電気代を抑えつつ理想の時短ヘアドライが叶います。

手順3:距離は10〜15cm、近づけすぎない

  • 熱い=距離をとる(熱で乾かさない)
  • 乾きにくい人ほど「距離」を見直すのが早いです

手順4:毛先は最後に短時間(当てすぎない)

毛先は乾きやすいぶん、当てすぎるとパサつきやすいです。
最後にサッと整える程度でOK。

手順5:仕上げに冷風 or 弱温風を30秒

最後に整える時間を入れると、広がりが落ち着いてまとまりやすいです。

ドライヤー手順の後半と仕上げをまとめた図解。手順3は「距離を10〜15cm保つ」こと、手順4は「毛先は最後に短時間(10〜20秒)」サッと整える程度にすることを推奨。手順5は「仕上げに冷風か弱温風を30秒当てる」ことで広がりを抑え、ツヤ感をアップさせるテクニックを紹介しています。
最後は仕上げのひと手間で差をつけましょう。乾きやすい毛先は当てすぎに注意し、最後に冷風で締めるのがコツ。この「30秒の冷風」が髪のキューティクルを整え、サロン帰りのようなツヤとまとまりを生み出します。

それでも遅いなら「買い替え」の判断基準

1200Wが悪いというより、“その機種の設計”が合っていない可能性があります。

買い替えを検討していいケース

  • ロング×多毛で、毎回かなり時間がかかる
  • 風量が弱くて、乾かしても終わらない感覚がある
  • 近づけないと乾かない(=熱頼みになっている)
  • 乾かしたあと、パサつき・広がりが強い

このあたりに当てはまるなら、風量・温度設計・重さまで含めて選び直すのが早いです。

1200Wドライヤーからの買い替えを検討すべき基準をまとめた図解。「1200Wが悪いのではなく機種の設計が合っていない可能性」を指摘し、チェックリストとして①ロング・多毛で時間がかかる、②風量が弱く終わらない、③近づけないと乾かない、④乾かした後のパサつきが強い、の4点を提示。当てはまる場合は風量・温度設計・重さを含めた選び直しを推奨しています。
いろいろ試しても「やっぱり乾くのが遅い」と感じるなら、それは今のドライヤーがお使いの髪質や毛量に合っていないサインかもしれません。もしこのチェックリストに当てはまるなら、風量や温度設計にこだわった最新モデルへの買い替えが、最も手軽なストレス解消法になります。

よくある質問(FAQ)

1200Wって弱いですか?

必ずしも弱いわけではありません。
速乾はワット数だけで決まらず、風量(m³/分)と当て方で体感が大きく変わります。

ワット数が高いほど速く乾きますか?

速乾=ワット数ではありません。
高ワットでも風量が弱いと乾きませんし、熱が強すぎるとダメージが増えます。

近づけて乾かした方が早い気がします…

近づけすぎると、表面だけ乾いて中が乾きにくくなります。
10〜15cmを目安に、風で乾かすのが失敗しにくいです。

風量(m³/分)の目安は?

目安と「向く人/向かない人」をこの記事で整理しています。
大風量ドライヤーの目安はどのくらい?m³/分って何?

ドライヤーのワット数と速乾性に関する4つのFAQ図解。「1200Wは弱いか」に対し風量や当て方が重要であること、「高ワットなら速いか」に対しワット数=速乾ではないこと、「近づけた方が速いか」に対し近すぎは逆効果であること、そして風量の目安についての回答をイラスト付きでまとめています。
ドライヤー選びや使い方で迷ったら、まずはこの4つのFAQをチェック。多くの人が誤解しがちな「ワット数=速さ」という思い込みを解くだけで、髪を傷めずに時短を実現する正しいヘアケアの知識が身につきます。

迷ったら:おすすめ機種比較で一気に絞る(KINUJO含む)

ここまでで「原因は分かったけど、結局どれを選べばいい?」となった方は、
比較記事で候補を絞るのが最短です。

絹女(KINUJO)と人気ドライヤー3種を美容師が比較!違いとおすすめ

ドライヤー選びに悩む女性のイラストと共に「原因は分かったけど、結局どれを選べばいい?」という問いかけを配置した誘導図解。虫眼鏡でドライヤーを覗くイラストと「おすすめ機種比較で一気に絞る!比較記事が最短ルート」というテキストで構成されています。下部には「絹女(KINUJO)と人気ドライヤー3種を美容師が比較」という別記事へのリンク案内が含まれています。
乾かない原因が分かったら、次は自分にぴったりの一台を見つけましょう。数あるモデルの中から、美容師がプロの視点で「風量・仕上がり・コスパ」を厳選して比較しました。あなたにとっての「正解ドライヤー」がここならすぐに見つかります。

まとめ|1200Wで乾かないなら、まず「風量」と「当て方」を直す

  • 1200Wでも乾くことは多い(特にショート〜ミディアム)
  • 遅い原因は「風量・距離・順番・分け取り・タオルドライ」
  • まずは 根元→分け取り→10〜15cm のルートで改善
  • それでも遅いなら、設計が合っていない可能性があるので買い替え検討
ドライヤーが乾かない悩みの解決ルートをまとめた最終図解。上段では「まず風量と当て方を直す」として根元・分け取り・10〜15cmの距離を保つ3ステップの手順を提示。下段では「それでも遅いなら設計が合っていないため買い替え検討」と段階的な解決策を示しています。ワット数の目安を確認する別記事への誘導リンクも含まれています。
1200Wドライヤーを最大限に活かすコツは、まずは「正しい手順」の実践です。それでも解決しない場合は、あなたの髪質に合った風量・温度設計のモデルへアップデートする時期かもしれません。今日からできる改善ステップで、ストレスフリーなヘアドライを手に入れましょう。

ワット数の目安を確認するならこちら。
ドライヤーは何ワットが正解?

  • この記事を書いた人

junjiogiso

小木曽 淳司

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美容師
サロンでのヘアカラーにこだわり 色味、薬剤、似合わせ、デザインカラー等
Guestの魅力を最大限に引き出せるヘアカラーを 日々提案させていただいています。
実際のカラー提案例をブログで公開しています。
1990年
岐阜市立理容・美容専門学校卒業
1991年
美容師国家筆記・実技試験合格
1991年
公益財団法人理容師美容師試験研修センター認定・美容師免許取得
2007年
公益財団法人理容師美容師試験研修センター認定・管理美容師資格取得
宮城県仙台市
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