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風量が強いドライヤーは髪が傷む?速乾=ダメージではない理由を美容師が解説

風量が強いドライヤーは髪が傷む?速乾=ダメージではない理由を美容師が解説したイメージ

「風量が強いドライヤーって、髪が傷みそう…」
そう思って、速乾タイプを避けていませんか?

実は美容師の現場では、
「乾くのが遅いドライヤー」こそがダメージの原因になるケースを多く見ています。

この記事では、
・風量が強いとなぜ“悪そう”に見えるのか
・速乾とダメージの本当の関係
・美容師が風量を重視する理由

を、理屈と実体験の両方から分かりやすく解説します。


風量が強いドライヤー=髪が傷むと思われがちな理由

風量が強いドライヤーは髪が傷むという誤解と、温度や風量を調整することでダメージを抑えられる現実を比較した図解
風量が強い=ダメージではなく、「高温を長時間当てること」が髪を傷める原因。風量と温度を適切に調整できるドライヤーは、速く乾かせてダメージを抑えやすい。

多くの人がこうしたイメージを持つのは、「風量が強い=熱も強い」と感じやすいからです。
風量が強いドライヤーに対して、多くの人が
「風が強い=熱も強い=髪が傷む」
というイメージを持っています。

この考えは半分正解で、半分は誤解です。

・高温設定しかできない
・風が一点に集中する
・温度や風量の調整ができない

こういった設計のドライヤーであれば、
確かにダメージにつながることがあります。

ただし、
「風量が強いこと」自体が、髪を傷める原因ではありません。


実は逆|乾くのが遅い方がダメージになりやすい

乾くのが遅い場合は低温でも長時間熱を当てるためダメージが大きく、風量があり短時間で乾く方が髪への負担が少ないことを示した比較図
低温でも乾くまでに時間がかかると、濡れた状態が長く続きダメージが蓄積しやすい。風量があり短時間で乾く方が、結果的に髪への負担は小さくなる。

美容師目線で見ると、
一番ダメージにつながりやすいのは「乾かす時間が長いこと」です。

髪は濡れている時間が長いほど、
キューティクルが開いた状態が続き、
内部の水分やタンパク質が流出しやすくなります。

たとえば、

・低温でも10分かかる
・風量があり5分で乾く

この2択なら、
後者のほうがダメージは少ないケースがほとんどです。


「高温 × 長時間」が一番髪を傷める

高温の風を長時間当て続けると髪の表面温度が上がりダメージが大きくなり、適正温度と十分な風量で短時間に乾かすと負担を抑えられることを示した比較図
髪を最も傷めるのは「高温を長時間当て続けること」。適正な温度と十分な風量で、髪の表面温度が上がりきる前に乾かすのがダメージを抑えるポイント。

本当に避けたいのは、
高温の風を長時間当て続けることです。

温度が高く、なおかつ乾くまでに時間がかかると、
髪の表面温度が上がり続け、
キューティクルや内部構造に負担がかかります。

一方で、

・温度は適正
・風量で水分を飛ばす

このタイプのドライヤーは、
髪の温度が上がりきる前に乾かし終えられるため、
結果的にダメージを抑えやすくなります。


風量が強いドライヤーの正しいメリット

風量が強いドライヤーのメリットとして、乾かす時間の短縮、熱を当てる時間の削減、根元から風が通り地肌が乾きやすいこと、ブロー前のベースが整いやすい点を示した図解
風量が強いドライヤーは、乾かす時間を短縮し、熱を当てる総時間を減らせるのが最大のメリット。根元から風が通りやすく、地肌ケアやブロー前のベース作りにも向いている。

実際には、風量が強いドライヤーは「高温を当て続けないための設計」であることが多いのです。
風量が強いドライヤーには、次のようなメリットがあります。

・乾かす時間が短くなる
・熱を当てる総時間を減らせる
・根元から風が通り、地肌が乾きやすい
・ブロー前のベースが整いやすい

美容師がサロンワークで風量を重視するのは、
「早く乾かすため」だけでなく、
髪を必要以上にいじめないためです。


速乾ドライヤーが向いている人・向かない人

速乾ドライヤーが向いている人と注意が必要な人を比較し、髪が多い・長い場合や時短したい人に適し、細毛やブロー重視の場合は風量や温度調整が重要であることを示した図解
速乾ドライヤーは、髪が多い・長い人や乾かす時間を短縮したい人に向いている。一方、細毛・軟毛で風にあおられやすい場合やブローで形を作り込みたい場合は、風量や温度を細かく調整できるモデルを選ぶのがポイント。

速乾タイプが向いている人

・髪が多い、長い
・乾かすのが面倒で雑になりがち
・ドライヤー時間を短縮したい

注意が必要な人

・細毛、軟毛で風にあおられやすい
・ブローで形を作り込みたい
・風量や温度の調整幅が少ない機種を選ぶ場合

※この場合は「風量調整が細かいモデル」を選ぶのがポイントです。


風量だけで選ぶと失敗するポイント

風量だけを重視してドライヤーを選ぶと、本体が重く疲れやすい、温度調整が少ない、一点集中で風が当たるなどの失敗につながりやすく、風量・温度・操作性のバランスが重要であることを示した図解
風量だけを重視すると、本体が重く扱いにくかったり、温度調整が少なく一点集中でダメージにつながることも。風量・温度・操作性のバランスで選ぶことが失敗しないポイント。

「風量が強ければOK」と思ってしまうと、
次のような点で失敗しやすくなります。

・温度調整が少ない
・風が一点集中で散らせない
・本体が重く、腕が疲れる

大切なのは、
風量 × 温度 × 操作性のバランスです。

このバランスの違いが、
KINUJO・ホリスティックキュア・マグネットヘアプロ・Nobby
といったドライヤーの「向き・不向き」に現れます。


結論|速乾は「ダメージ」ではなく「使い方と設計」の問題

速乾ドライヤーはダメージの原因ではなく、髪を傷めるのは高温を長時間当てることであり、風量・温度・操作性と使い方のバランスが重要であることを示した結論の図解
速乾そのものが髪を傷めるわけではなく、ダメージの正体は「高温を長時間当てること」。風量・温度・操作性のバランスと正しい使い方が、ダメージ軽減の鍵になる。

まとめると、

・風量が強い=髪が傷む、ではない
・ダメージの原因は「高温 × 長時間」
・速乾は、むしろダメージ軽減につながる

というのが、美容師としての結論です。


「速乾=ダメージではない」と分かった上で、どのドライヤーが自分に合うか迷う方は、

速乾タイプも含めて、どのドライヤーが自分に合うか迷う方は、 ▶︎ 絹女(KINUJO)ドライヤーはどれがいい?美容師が比較|ホリスティック/マグネットヘアプロ/Nobbyとの違いも解説 で「仕上がり・速乾・扱いやすさ」をまとめて比較しています。

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  • この記事を書いた人

junjiogiso

小木曽 淳司

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美容師
サロンでのヘアカラーにこだわり 色味、薬剤、似合わせ、デザインカラー等
Guestの魅力を最大限に引き出せるヘアカラーを 日々提案させていただいています。
実際のカラー提案例をブログで公開しています。
1990年
岐阜市立理容・美容専門学校卒業
1991年
美容師国家筆記・実技試験合格
1991年
公益財団法人理容師美容師試験研修センター認定・美容師免許取得
2007年
公益財団法人理容師美容師試験研修センター認定・管理美容師資格取得
宮城県仙台市
HairSelect PASSION

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