「風量が強いドライヤーって、髪が傷みそう…」
そう思って、速乾タイプを避けていませんか?
実は美容師の現場では、
「乾くのが遅いドライヤー」こそがダメージの原因になるケースを多く見ています。
この記事では、
・風量が強いとなぜ“悪そう”に見えるのか
・速乾とダメージの本当の関係
・美容師が風量を重視する理由
を、理屈と実体験の両方から分かりやすく解説します。
風量が強いドライヤー=髪が傷むと思われがちな理由

多くの人がこうしたイメージを持つのは、「風量が強い=熱も強い」と感じやすいからです。
風量が強いドライヤーに対して、多くの人が
「風が強い=熱も強い=髪が傷む」
というイメージを持っています。
この考えは半分正解で、半分は誤解です。
・高温設定しかできない
・風が一点に集中する
・温度や風量の調整ができない
こういった設計のドライヤーであれば、
確かにダメージにつながることがあります。
ただし、
「風量が強いこと」自体が、髪を傷める原因ではありません。
実は逆|乾くのが遅い方がダメージになりやすい

美容師目線で見ると、
一番ダメージにつながりやすいのは「乾かす時間が長いこと」です。
髪は濡れている時間が長いほど、
キューティクルが開いた状態が続き、
内部の水分やタンパク質が流出しやすくなります。
たとえば、
・低温でも10分かかる
・風量があり5分で乾く
この2択なら、
後者のほうがダメージは少ないケースがほとんどです。
「高温 × 長時間」が一番髪を傷める

本当に避けたいのは、
高温の風を長時間当て続けることです。
温度が高く、なおかつ乾くまでに時間がかかると、
髪の表面温度が上がり続け、
キューティクルや内部構造に負担がかかります。
一方で、
・温度は適正
・風量で水分を飛ばす
このタイプのドライヤーは、
髪の温度が上がりきる前に乾かし終えられるため、
結果的にダメージを抑えやすくなります。
風量が強いドライヤーの正しいメリット

実際には、風量が強いドライヤーは「高温を当て続けないための設計」であることが多いのです。
風量が強いドライヤーには、次のようなメリットがあります。
・乾かす時間が短くなる
・熱を当てる総時間を減らせる
・根元から風が通り、地肌が乾きやすい
・ブロー前のベースが整いやすい
美容師がサロンワークで風量を重視するのは、
「早く乾かすため」だけでなく、
髪を必要以上にいじめないためです。
速乾ドライヤーが向いている人・向かない人

速乾タイプが向いている人
・髪が多い、長い
・乾かすのが面倒で雑になりがち
・ドライヤー時間を短縮したい
注意が必要な人
・細毛、軟毛で風にあおられやすい
・ブローで形を作り込みたい
・風量や温度の調整幅が少ない機種を選ぶ場合
※この場合は「風量調整が細かいモデル」を選ぶのがポイントです。
風量だけで選ぶと失敗するポイント

「風量が強ければOK」と思ってしまうと、
次のような点で失敗しやすくなります。
・温度調整が少ない
・風が一点集中で散らせない
・本体が重く、腕が疲れる
大切なのは、
風量 × 温度 × 操作性のバランスです。
このバランスの違いが、
KINUJO・ホリスティックキュア・マグネットヘアプロ・Nobby
といったドライヤーの「向き・不向き」に現れます。
結論|速乾は「ダメージ」ではなく「使い方と設計」の問題

まとめると、
・風量が強い=髪が傷む、ではない
・ダメージの原因は「高温 × 長時間」
・速乾は、むしろダメージ軽減につながる
というのが、美容師としての結論です。
「速乾=ダメージではない」と分かった上で、どのドライヤーが自分に合うか迷う方は、
速乾タイプも含めて、どのドライヤーが自分に合うか迷う方は、 ▶︎ 絹女(KINUJO)ドライヤーはどれがいい?美容師が比較|ホリスティック/マグネットヘアプロ/Nobbyとの違いも解説 で「仕上がり・速乾・扱いやすさ」をまとめて比較しています。
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