【色落ちしやすい?石鹸系界面活性剤】美容師が分かりやすく解説する
カラー後の髪のケアで気になるのが「色落ち」。実は、シャンプーの洗浄成分によって、色持ちは大きく変わります。今回は石鹸系界面活性剤に注目して、色落ちとの関係や使用する際の注意点を深掘りしていきます。
石鹸系界面活性剤とは?
石鹸系界面活性剤は、天然由来成分(主に植物油や動物油)を原料とした洗浄成分です。以下のような成分が代表的です。
- ラウレス酢酸ナトリウム
- ラウリン酸ナトリウム
- オレイン酸ナトリウム
環境に優しく、生分解性が高いため、エコ志向の方やナチュラル志向のシャンプーによく使われています。
石鹸系シャンプーの一例
なぜ色落ちしやすいの?
一見ナチュラルで髪にも優しそうな石鹸系シャンプーですが、カラー後の髪にはあまり向いていません。
色落ちの主な理由:
- 洗浄力が強めで、髪の表面の汚れや皮脂だけでなく、染料まで落としやすい
- pHがアルカリ性に傾いており、キューティクルを開かせてしまう
→ この状態ではヘアカラーの染料が髪から抜けやすくなります
アルカリ性の影響とは?
石鹸系界面活性剤はアルカリ性という性質を持ち、これがキューティクルを膨潤させる要因になります。
- 髪のキューティクルが開くことで、内部の染料が流出しやすくなる
- ゴワつきやきしみ感を感じやすくなる
つまり、色落ちだけでなく、手触りやツヤ感にも影響してしまうのです。
色持ちを重視するなら避けたい選択肢
カラーの色を長持ちさせたい方には、石鹸系シャンプーはあまりおすすめできません。
特に以下のような方は要注意です:
- 明るめのカラーやアッシュ系など色落ちしやすいカラーをしている
- 褪色防止を重視してケアしている
- ダメージが蓄積しやすい髪質である
石鹸系シャンプーを使いたい場合の注意点
それでも「ナチュラル成分にこだわりたい」「環境に配慮した製品を使いたい」という方は、以下の対策を取りましょう。
- 洗髪後にしっかりpHを整える(弱酸性のリンスやトリートメントを併用)
- 週に1〜2回の使用にとどめる
- カラー直後ではなく、数週間後から使用する
まとめ 色落ちしやすい?石鹸系界面活性剤
まとめ 色落ちしやすい?石鹸系界面活性剤
石鹸系界面活性剤は、環境に優しく安心感のある成分ですが、カラー後の髪には以下の点で注意が必要です。
- 洗浄力が強いため色落ちしやすい
- アルカリ性によりキューティクルが開き、染料が抜けやすくなる
- 手触りや質感にも影響が出やすい
ヘアカラーを長持ちさせたい方には不向きな洗浄成分と言えるでしょう。色落ちを防ぐなら、アミノ酸系やベタイン系のシャンプーを選ぶのがおすすめです。
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